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2009年7月24日
臨終には死者への最後のいたわりとしてその唇を濡らす程度に水を含ませてあげます。
これは釈尊が入滅される直前、水を求められた時雪山に住んでいた鬼神が鉢に浄水を盛って捧げたという故事からきたものだとされています。
血縁関係の濃い人から順番に割り箸に脱脂綿を巻いたものに水をつけ唇を少し濡らします。 ”死水を取る”ことは親族にとって臨終まで介抱することであり、 故人にとっては肉親から看取られたいとの願いの象徴ではないでしょうか。